むか〜し、むかし、僕は4ヶ月間ヨーロッパでバックパッキングをした経験がある。その間にも、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語を少しずつ勉強してた。あの頃はまだ電子辞書がなかった。あるいは、あったけど、めちゃめちゃ高額、かつ性能が悪かったであろう。その代わり、ポケット辞書はお手頃だった。だから、僕はいつも新しい国に入る時は、真っ先に本屋に行って、ポケット辞書を買った。それを、常にポケットに入れて、どこにでも持ち歩いて、何か思いつけばすぐに辞書を出した。一番よく使ってた場面はスーパーに行く時だった。大好きな食べ物を片っ端から辞書を引きながら覚えて行った。普通の食べ物でも、わりと教科書とか、授業では教えてくれないのよ。他にも、バスや電車の待ち時間や、移動の時間や、ホステルのロビーでくつろいでいる時とか、ちょっとでも暇を見つければ、辞書を引っ張りだし、とことん語彙を増やして行ってた。
このような方法こそ、コンテキスチャルな考え方、CLAPそのもの。だって、実際に自分のコンテキストにある物を覚える訳でしょう?目の前の物、食べる物、環境、など。とにかく、全てが自分の生活に関わる物。
別に効果的な手法でも、複雑である必要はないでしょう?
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